だらしない

○雨の一日。外歩きリハビリは中止。こういう時は二つの心が戦い、実際の行動は一つになる。
○在職中は、時間と場所とを与えられそれをこなすことに専念した。飽き性であり怠け者の本質を持った自分だという自覚はあっても、与えられたことを飽きたり、怠けたりすることは,職業倫理的にはあり得なかった。もしそうしたとしたら失職の憂き目に遭うだけだから、職業倫理と言ったけれども自分の精神と行動とにおいては,倫理化されていたわけではなく、義務であったにしか過ぎない。今、完全にフリーになって、とことん自身の自在に任せられている日々、特に今日のような居室生活では、自己に課した目標とリズムの支配者は自身である。で、結論。「飽き性で怠け者」。未来永劫でもなく、それ本当かと立ち止まって点検する時とてなく、もうすぐなのにもかかわらず「飽き性で怠け者」。もう少しでいいから、集中しようや,ヴィルデに。
○明日は浅草。花鳥風月さんの人力車で街を楽しむ。コースは花鳥風月さんにお任せ。新しい浅草の姿を目に収めることができるだろう。問題は浅草と自宅との往復の「旅」。何、楽しみの目当てがあれば、苦しいことも過ぎ去った思い出になるさ。
○自分の存在が抽象的でなくあてにされると幸せだと思う。さらに言えば、フリーな立場というのはそのことを実感しにくい日常であるということだ。
○今日の心象風景

セーヌ川クルーズ発着場にて (2013.10)