手書き書籍の解読開始

○昨夜、入院中の夢を見た。遠い昔のことではなく3ヶ月半ほど前のことだ。おっかないという思いをしたのは一人の、たぶんベテランなのでしょう、看護師(女性)で、よく口答えをしたが、昨夜の夢にはその人は一度も登場しなかった。陽気と希望と安心とを与えてくれた素敵な看護師さんたち、療法士さんたち。
 私が歩行器にすがって歩いていると「川口さん、それは気休め。要らないですよ。」と声がかかる。ゼイゼイ言い、肩で息をしながら手足を動かしていると、「疲れたら休みましょう。疲れてしまった身体で運動しても少しも治りの役に立ちません。」とぽんと肩を叩く。
 今日の自己リハビリの外歩きは、杖を使わずにしてみた。ちょっと左脚の引きずりが大きくなったなと思ったら立ち止まり小休憩を入れ、疲れが少々出てきてふらつくぞと感じたら児童公園のベンチに座り、ぼーっと時を過ごした。
 不思議と足腰の痛みを感じることがなかった。介護用品の店員さんが「無理をしてもだめですよ。目的を持って歩くことですよ。ある日、えっ、足腰痛くない、という日が来ますからね。」と助言を下さったのは一ヶ月ほど前。今日は「その日」なのだろうか。そうであってほしいなあ、と思いながら、急ぎ足にはどうしてもすることが出来ない身体を慈しみながら、帰宅した。
 夜間外出も宿泊外出も出来ない状況の中で、せめて、杖は要らない、痛みはない、そういう生活をしたいと痛切に思う今。
○Henri Daussy Souvenirs de l'Invasion 解読を始めた。さっそく「まえがき」第1パラグラフで躓く。
○教採一次終了。