新宿に出た!

○昨日、中高時代からの友人TU君から、食事会のお誘いのメールをいただいた。今朝、さっそく返事。その中の一節より。
「街に出ますと、健康の時とは違った光景に、心を曇らせることが多くなりました。それは、どのような事情でかは分かりませんが、介護杖をついている人がこんなに多いのか、ということです。その一方で心を明るくすることにもつながります。皆さん、籠もらないで街に出ているんだな、ということです。
 中学生ぐらいの坊や集団と出会うと、かならずその中の「ひょうきん」役をやっているのがいて、その彼は、たとえばぼくのような、歩くのに不具合な状態を目にすると「形状模写」をやってのけるのですね。ちょっとむかつきますが、その一方で、「形状模写」少年の存在を「発見」することができたという意味で、繊細な感覚がぼくの中にまだあるんだ、という「自己発見」に気づき、少し嬉しくなります。
 そんなこんなで、これまでの人生で必ず出会っていたであろうことに、あたかもはじめて出会うかのような感覚を覚えている毎日です。」
○上記追伸より
「今ぼくは、体の左側が不具合なのですね。こうやって入力しているときはそんなことを意識しないで従前通り快適にリズム感を以てキーをたたきます。で、「一括変換」をとSHIFTキーを叩きますと、・・・あれ〜、なんでこういうことになるの?という現象が起こっていることが目視できます。
1.Aポジションに置く小指が(無)意識コントロール下には収まっておらず、CAPSキーやらQを同時に押してしまっていることから起きる現象
2.右手は今まで通りのスピード、しかし左手はのろくなっているため、たとえばAKと入力したはずがKAと入力している現象
3.キーを押してすぐ離さないといけないのですが、ちょっと時間をとってしまうため(もちろん無意識下で)、KAIとすべきところを、KAAAAAAAIのごとくなってしまう現象
などなど、まったく今までになかった経験をしております。
「結果がすべて」の世界で揉まれてきたぼくとしては、少々へこむことにもなりますが、その一方で「過程主義」を自身に大事にしてきたぼくとしては、このへたれ過程をいつの日にかへたれでないようにしたいと、思っている次第です。」
○今日お昼、埼玉大学時代からとてもよくして下さった、そして心から敬愛しているKさん、同じく日本生活教育連盟の実践研究運動をずっとご一緒していただきぼくの教育論の骨格を形成して下さっているHさんのお二人のお誘いで、新宿の和食レストラン「御庭」で昼食をともにしていただいた。話題はどうしても健康の問題、体の不具合の問題が中心になってしまったが、これから持続的に、いろんな人と会話していくことの可能性をぼく自身が気づいた、という意味で、本当に嬉しく思いました。ごちそうにまでなってしまいました。ありがとうございました。
○ということで、退院後初めて新宿に出たのです。まあ人の群れ…。こんなところをぼくは歩き続けてきたんだなあ。ストレスが溜まらない方が不思議だ。
○今日の歩行数7000歩。