いい天気だが・・

○昨夜、夜中に5回トイレに起きた。いつにないことと言えば、ペットボトルのお茶を飲んだこと、夕食に白菜鍋をいただきスープをたらふく飲んだことぐらいか。あとは薄いインスタント珈琲を何杯も飲んだが、これはいつものこと。で、結局2度寝する羽目になり、8時半起床と記録。血圧を測ると信じられない数値が出た。大きく深呼吸をし、もう一度計り直すとさらに高い。なぜ?何が原因?薬はちゃんと飲んでるよ。5分ほど時間をおき、さらに挑戦。今度は平常より少し高めの数値。う〜ん、結果記録でごまかせても、本物の体調を示してくれているので、今日は要注意。午前中はゆるゆる過ごす。
○お昼前、クルクル30分。2700歩。10分<10分<10分 という具合に回転が速くなる。午後散歩他7000歩。
○午前中、埼玉大学ゼミ第1期生のコマちゃんから、病気見舞いにお手づくりの柿と里芋が送られてきた。ぼくとは12歳違いだと2010年の出版記念会の挨拶で言っていた。コマちゃんに「木村文助研究」を薦めた。秋田、北海道と現地調査を重ね、貴重な史料の掘り起こしもあり、既存の文助研究におけるネガティヴ評価を覆すほどのすばらしい卒論として仕上げた。ぼくは学生指導のあり方、研究姿勢などコマちゃんから教わったことが、後の大学人として生きていく基盤となっていることは間違いない。返礼をするものは何もないが「筏師哀歌ーぼくの『調べる綴り方』」をお送りしよう。「調べる綴り方」は戦前生活綴り方が生み出した学習方法。文助はその初期提唱者の1人。鈴木三重吉の門下生として評判が高かったが、作文を文芸教育(人間教育)から学習方法へと転換させるに大きな役割を果たした大きな歴史遺産である。
○コマちゃんへの返礼
「今朝ほど宅急便が届きました。箱を開けたら見事な次郎柿と里芋。同封されていたお便りによりますと、お手づくりとか。ありがとうございます。いずれも大好物です。我が家にはコンクリート庭がちょっとあるだけですので、作物は育てられず、本当に嬉しく頂戴いたしました。
 去る3月2日の「祝う会」に出席できず、残念でした。その後、参加者の皆様に御礼の書状もお出しすることなく、今日に至ってしまいました。申し訳ありません。
 小生の方、3月末に退院と退職をしました。退院したといっても体がよくなったわけでもなく不自由なことこの上無しの状態ですし、退職といってもはっきりと区切りをつけるセレモニーにも参加できておりませんので、なにやら、心身が宙ぶらりんのままであるような錯覚の毎日です。しかし、何もしないでいると体は固まってしまい、頭も混濁状態に陥りますので、日々、リハビリとやらのお遊びに勤しんでおります。ご承知のように、他人様からああだこうだといわれて心身をこね回される苦痛に耐えられないので、自分で勝手なメニューを決めで遊んでいます。退院後しばらく続いた足腰の痛みは消えましたので、不自由さを我慢さえすれば、快適な生活です。一週間前には、かねてから行きたいと願っていた奥日光に一泊旅行をしました。やっぱり旅はいいですね。でも、1日目快調、2日目久しぶりに襲った苦痛と極度の疲労でよれよれ。背に大荷物を背負ってのことですから、その負荷に耐えることが出来るような身体ではないことを知ったことが成果です。
「よし、今度は重いカメラ機材を持たないで行くぞ。」
 多くの方に支えられて生きている幸せ者です。
 お礼をいたす品が何もない生活環境です。ご負担でしょうが、ぼくの綴り方作品を同封いたしました。「調べる(調べた)綴り方」です。お気が向いたらお読み下されば幸いです。時間を掛ける根気が続けばパソコンに向かって文章を綴っています。同封しました「筏師哀歌」も退院後の作品です。何度も何度も書き改めますので、なかなか先に進みません。
 それではこれにて。ありがとうございました。」
○午後2時から4時半まで、新柏周辺の散歩。公園などの秋の風情を楽しむが、非常に体が重い。朝のグルグルのせいだろう。
白山神社にお詣り。兄と妹がテニスに興じていた。ボールが左右に飛んでいるときは何の苦もないが、手前、つまりぼくの方に飛んでくると、ほとんど距離感がつかめない。やはり左目は明かりや色を採り入れることができるが、ものを識別する能力が壊れているのだ。
○今日のカメラワーク