沖縄物産展

○昨日とは逆説的表現で、雨が今にも降りそうだが現実には降っていないので、船橋東武の沖縄物産展に出かけた。当然、トドちゃんの支援を仰ぐ。今回の目当ては、海ぶどうであったが…・。

○結論から言えば、ぼくやトドちゃんの意識にインプットされている海ぶどうの値段よりけっこう高い。それで、「けっこうでござんす。」となってしまった。他は値段など知らないので、欲しいから買う、ただし、以前のように、あれもこれも、欲しい、ちょーだい!というわけにはいかないぞ、と脳内で警告が発せられると、無い後ろ髪を引かれながらあきらめとなる。
○お昼時故混み合うといけないと思い、沖縄ソバの店へ。おいしかったッス。汁を飲み干せないのがくやしい。ご飯の方もトドちゃんに、「半分以上、食べて下さい。」とお願いして。沖縄の味を楽しみました。

○沖縄は、仕事で、友人に会いに、観光で、とトータルして10回は超えて出かけた。一番の大旅行は琉球大の国語教育講座の主任および助教授と膝詰めで話し合うことだった。その時に、主任の運転する車で、どこでも好きなところを案内するよ、と言われて、基地内、それが不可能なら可能な限り接近できる場所、城趾、それももっとも沖縄の歴史を説明するところ、ただし首里城はイヤだ、などなどのわがままを言った。基地問題を身体感覚で理解することができたし、琉球王朝の栄枯衰勢を、とくに「大和」の侵略と暴虐の歴史を初めて教えられたし、築城技術に感嘆したし、貴重な自然生物がまさに生活の中に棲息していることに驚喜したものだ。そして、別の機会には、琉球美人のそらさんのご案内で村落の中のガマに入り、沖縄戦の無残さを心底覚えた。そらさんは、私はどうしても、ガマには入れない、と入り口近くまでの導きのみだった。そういえば、パリ生活の中で親しくしていただいた明子さんも、私は沖縄を直視することができません、と語ってくれたっけ。そらさんも、明子さんも、今、どうしておられるか。
 こんなことをしみじみ思い出させてくれたのが、グァバ茶を購入したお店の屋宜サンというおねーさんが、優しく話のお相手を務めて下さったから。記念写真を撮らせていただきました。来年も出店なさるとか。

宮古から三線の店が出されていた。しげしげと見るのは始めての「ヘビ皮」模様にドキッとしながら、店の中をうろつき、「サンバ」を、これ、指のリハビリにいいなと、トドちゃんに相談。購入しました。屋上でさっそく左指に挟んで、木を打つけれど、思うに任せられないほど、指は頑なに働こうとはしない。しかし、鳴ると、大きな音だ。

○午前10時出発、午後3時半帰宅。やはり帰路は左脚というか、左半身が動いてくれない。重い体を引きずって帰宅した。痛くないのがせめてもの救い。今日もトドちゃん、楽しい買い物リハビリの支援をありがとうございました。 今日の歩数計5800歩。