プリンター接続で格闘するも憤死か

○長く使っていたキャノンMFプリンターが壊れた。たんなる紙詰まりかと思ったが、紙を取り除いても稼働しない。諦めて新しいプリンターを購入しようと考えたが、細君がずっと前に購入して使われずにあったキャノンのMP280を使ってよいというので、セッティングを試み、双方向のプリンターケーブルでつなぐも、プリンター認識せずという応答。イヤ、一度だけ、テストプリントに成功しているのだから、「認識せず」というのはおかしいのだ。どこがどうつながらないのか。もう少し努力してみよう。
 ドライバーは機能する。つまりプリンターは認識する。しかし、印刷ができない。ほんのマレに、パソの電源を落とすと、印刷されて排紙されることがある。
○利き耳がどんどん悪くなっていく。
 細君が「○×△・・」と声を掛けてきた。理解できないので目をパチクリとやったら、声量を上げて「○×△・・」という。ああ、ここのところ歯医者に通っているから今から歯医者に行く、と言っているのかと思い、「歯医者?」と聞き返した。ところが、それには答えず(と、ぼくには思えた)、冷蔵庫を開けて紙包みを取り出し、口を開け、いくつかの鯛焼きを見せて、声をさらに大きくして、「た・い・や・き いる?」と聞いてくれた。もちろん!
 もともと細君は口をあまり開けてしゃべらないので、しばしば聞き取りが困難な時がある。娘がその場にいれば、彼女が助っ人を務めてくれているのだが。左耳の聴力をほとんど持っていないぼくなので、右の利き耳だけが頼りなのだが、今日は本当に参った。イヤ、細君はもっと参っているに違いない。補聴器からイヤでも入ってくる「雑音」は、いくら「慣れなさい」と言われても慣れるものではないので、外でのコミュニケーションの最低限の道具として使っているだけだが、もう、そうも言ってられないのかな。
 左脚、左手、左目、そして左耳が、十分には、ないしは、ほとんど働きをなさないこの体で、さらに、右耳がかなり鈍くなってきている。
 今度はどこだ?