憤死せずにすんだ

○ 随分長い間使い続けてきたプリンターが、紙詰まりをもととして、どうにもこうにも作動しなくなった。新しいプリンターを購入するしかないかとぼやいていたら、細君が、「私の使う?」と声を掛けてくれた。数年前に購入したはいいがセッティングなどまったくしていない新品だ。ただし、箱は、ネコたちの爪研ぎ道具になっているので、外見はボロボロ。外見を使うのではなく中身を使うので、ありがたく頂戴した。
 プリンターをパソコンにつなぐという作業はまったく困らない。すいすいとは行かない体になってしまったので、フーフーゼーゼーギッタンバッタンとやりながら、手際という概念を使えばスムーズにパソと繋がり、ドライバー関係の設定も滞りなく、完了!
 ・・・なんということだ。プリンターが認識されない。デバイス関係をのぞき見るがちゃんとしている。うーん。ああだ、こうだとハードをいじり、ソフトをいじるも、プリンターは作動しない。ネットからデバイスドライバーの最新ヴァージョンをダウンロードし組み込むが、動いていただけません。
 で、昨日を終えた。今朝からは、スキャナーなどをパソから外し、身軽なパソに仕立て上げて、プリンターをつなぐ努力をしたが、ダメ。
 もうこれでダメなら、オレはコンピュータ(ハード・ソフト共のパソを含む)の専門家だという自負を捨ててしまおうと、最後の挑戦。メーカーから、これ簡単スよ、と示された自動導入でこれだけ頑張ってダメだったんだから、逆らって手動導入でいこう!
 パソ内にある当該プリンター関係のファイル一切をそぎ取り、ついでに他社製のそれらもそぎ取り、そして当該プリンター関係のファイルを導入。
 ハイ。動きました。この二日間かかりっきりで、とても損した気分。ですが、作業ができるようになったので嬉しいです。プリンターを譲ってくれた細君、どうもありがとう。年金生活者にとっては、プリンター代、重いのですね。