わかりやすくおさらいを

○印西の白鳥の郷へ家族揃って見学。今月のサーバー保存容量が残り少ないので、とりあえず2枚だけアップ。気に入ったショットは来月にアップします。エサやり光景はアップできるかな?


○歴史用語として使用しますので、お許しを。
いずれも19世紀前半における概念規定です。

1.「白痴は終生治癒しない病である。」 精神医学者・ピネル
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2.「白痴は病ではなく終生変わらぬ症状である。」 精神医学者・エスキロル
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3.「白痴者は重篤でない限り特殊な教育によって発達する」 精神医学者・ベローム
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4.「白痴は聾唖や盲と同じく障害である。個別の能力の教育・訓練ではなく、人間丸ごと(三位一体)の教育によって、発達する。」 白痴の教師・セガ

わずか30年ほどの間に、「知的障害」に対する学的・実践的なとらえ方(当然関わり方)が進化・発展しています。セガンにいたって、今日の私たちの理解・実践の基盤が作られています。

○ピネルは精神病者の拘束監禁を解き放った精神医学の巨人といわれています。
エスキロルはピネルの弟子。同じく、近代精神医学の基礎を構築した人です。
○ベロームエスキロルの弟子。あまりしられていませんが、父親の後を継いで、私設建築物で精神病者と共同生活をして治療を施す「精神療法」を行っています。
セガンは学校で医学を学んでいません。ほぼ独学で、先人たちの到達を学び、自身の実践で新しい路を開拓しています。