三重テラス行き

トドちゃんの支援をいただいて、日本橋にある三重県の観光物産会館三重テラスに出かけた。久しぶりの遠出だったが、やはり、身体が重く痛かった。それでも楽しみという目的があると、身体は前に進むものなのだな。ビッコビッコゴーゴーゴー!
 三重テラスはビルの1F2Fを占め(3Fはなんと、白内障専科クリニック!)、物産店とイタリアンレストランが1F、観光センターが2F。我らは1Fのイタリアンレストランにまず入った。他の高級そうなレストランはほぼ満席(昼時だものね)だが、ここはガランドー.ちょっとまずい店なのかしらとおどおどものだったが、祝い膳をいただけない今年なので、贅沢を味わうことにした。伊勢海老パスタ。これがまあ、美味しいこと美味しいこと。海老の味噌がこってりとパスタにからむ。接客も上々。いい店です、年に一回贅沢するのならば。

 そのあと物産フロアーを見て回りました。ぼくが口にできるもの(本当はダメなのだけれど)は限られている。そしてずーっと昔からなじみのある品は、伊賀の堅焼き、四日市のなが餅。それぞれ1社ずつが出品故選ぶ余地なし。伊勢うどんは、「それ、いらないからね。伊勢たまりもいりません。」と細君に強く念押しされていたが、なに、あなたが留守のお昼にいただきますから、と購入行動で反抗した。ただし、松坂や桑名を生産地とする新興伊勢うどんは遠慮し、なんとか明野を産地とするところを許容して購入した。元祖本物伊勢うどんは出店無し、生協で買うしかないな。そのほかいろいろ。
 2Fは観光センターで、三重県の日本酒がいろいろ。それに今日はぜんざいがふるまわれた。日本酒の小瓶を一人でからにする人、ふるまいぜんざいのお代わりをする人、座った椅子を元に戻さず放置したまま出て行く人、お願いです、三重県人でありませんように、という光景にちょっと苛立ちを覚えた一時でした。ふるまいぜんざいをいただいています。

 苛立ちもありましたが、満足をして三重テラスを出ると、トドちゃんを待ち受けているものがおりました。三重も流行のゆるキャからがあるんですね。でも、餅ってのは…、正月限定のゆるキャラなのかしら。

 ちょっとした賑わいを見せる門がありました。できたてほやほやの神社でした。お詣りをし、おみくじを引き、帰路に着きました。みくじはしょうもなく「吉」。神社のいわれを読んでいたら、源義家太田道灌が登場します。うーむ。初めて切腹をした義家。彼のおかげで、切腹が武士の作法となったのですから、ろくでもないことをしてくれたものです。太田道灌は地方の小豪族は力の強い者(家康)に従うべし、蓄財も差し出すべし、という追いはぎ武士道を作ったわけですからねぇ…・。

 楽しい午後の一時、トドちゃん、ありがとうございました。