初焼きバナナ朝食

○昨日アメ横で買った名前不詳のバナナ、今朝の朝食の主材にしていただいた。
 ツルンとした丸みはなく角角とした皮の厚いこと。面の皮の厚いのはなにもオレだけじゃないんだなあ。
 包丁で切れ目を入れて剥ぎ取ります。出てきた実は普通のバナナと変わりないが、どこかすかすかな感じを覚えるのは、外皮から来る印象か。もともと焼きバナナを目的とした食材だったので、1.アルミホイルにくるんで魚グリルで焼く?2.オーブントースターで5分焼く?3.フライパンで焦げ目が付く程度に焼く?のコースから、当然ナマケモノの私は「第三のコース、フライパン君!」を選択。
 焼きバナナ特有の、甘酸っぱい匂いがただよってこない、やはり実がすかすかな気がしないでもない、あえて青いのを選んだのがいけなかったか?つまり、成熟度が足りないってこと。まあ、オレの人生成果と同じだなぁ。共感しつつあこがれの香りと匂いと味とを求めて焼きを入れ続けた.今日は素材そのものを確かめるためだから、一切の調味料を使わない。
 もうこれでイイっしょ。後はホットミルクだけれど、焼きバナナがアチチアチチと転がっているフライパンに、カップから冷たいミルクを注いだ。とたんに沸騰状態。 
 ハイできあがり!正体不明バナナ入りホットミルク! どうぞ。
 うわさで聞いた「癖になる美味しい甘酸っぱさ」、お店であんちゃんに怒鳴りささやかれた「酸っぱいぞっ!これ!」もなく、ほんのちょっぴり甘いかなぁ、酸っぱいかなぁ、ホクホクではあるなぁ・・そうだ、ジャマイカでいただいたパンの実と同じ食感だなあ、思わないところで、懐かしい食材と出会った気分で儲けたなぁ、明日からほぼ10日間、同じ朝食なんだけど、良かったなあ、という初焼きバナナ朝食でありました。
○この一週間、「実証主義哲学」と格闘。もっともっともっともっと・・・・哲学史を学んでおくんだったと、反省するも、そんな反省は「今」には役に立たない。今日もpositiveなる訳語を「積極的」としか頭に入っていないオノレを呪いつつ、世の中広いなぁ、世界はもっともっと広いなぁ、歴史って深いなぁ、と感嘆しつつ少しも前に進まないバカなオノレの今朝を実感しているのであります。こうした実感が、好天気なのに外歩きリハビリを妨げてもいるのであります。 
○「1843年のセガンl第3号、出来。清水先生に第2号、第3号をお送りした。どのような反応をお見せになるだろうか。まさかご自身が全面否定されたと見抜かれることはないだろうな。見抜いていただきたい思いで書いたのだが。実物提示は明日のブログで。