船橋東武北海道物産展

○今日は学習院大学の卒業式。一昨年までは、当日、別れと御礼の挨拶をしたいから、必ず研究室に来る、という学生の心や思いを受け止め、研究室に一日籠もっていた。親が挨拶に顔を出すのもいたけれど、これは相当親しくしていた学生たち。記念写真を、研究室や教職課程事務室で撮ったなあ、単独学生、複数学生等と。
○昨年は入院中だったので学生の要望に応えられなかった。代わりに祝福メールを何人かに送った。でもそれは、ぼくの思慮不足であったことを思い知らされた。気に掛けていた学生ほど、祝福メールを意味を持って受け止められなかったようだ。そういう時代に突入しているという象徴なのだろう。「式が終わったら必ずご挨拶します」というメールが返ってきたけれど、それから1年経っているけれど、未だ、「ご挨拶」は届いていない、複数名。うれしかったのはゆうこちゃんが、卒業式の翌日、病室を尋ねてくれたことだ、式服姿で。「だって先生と約束したモン。2人揃って卒業しよう、ッて。」
学習院大学に着任したばかりの頃、ある先生から、「川口先生、学生にあまり入れ込むと痛い目に会いますよ。甘い汁を吸うのは好きだが、逆のことは寸部も感じていないのが、都会の大学生だから」と、ご忠告というかご案内をいただいたのだが、なるほどなるほどと思わされると、今頃感心しているこのアホさ加減。
○今年は何も情報が伝わってこないので、リハビリに励もうと、トドちゃんのアシストを得て、船橋東武の北海道物産展へ。すさまじい人出で疲れ切りました。それでも、パン、海鮮の弁当、お菓子類を購入。これでしばらく籠もって、セガンに集中することができます。
○さあ、ぼくも、「これまで」にこだわっていいほど、時間が残っているわけではない。今の今を生ききらないと、間に合わない。見えるうち(今、大分つらいけれど)、とりあえず立って歩けるうち。頭は十分に間に合いそうなのだけどなあ。
○ぽつんと一つ…・