診察  めでたいこと

○朝、ぽつりぽつりと雨が降り出し、今日という日の「悪さ」を予感したのだが・・・。
○5週間ぶりの脳外科診察。10週間ぶりの眼科診察。
○脳外科診察では心臓エコー検査などが入る。診察の総合結果は「血圧が少し高めだけど、エコー検査も異常なし。この調子で。」との先生のお告げ。数値化された我が体調と実感する我が体調との落差はなんなのだろう。気候のせいか?この2ヶ月ほど、人間世界にいろいろありすぎたからそれが心因的に影響を与えているだろうことは自覚しているが、それは体調を崩すという病根にはなっていないということなのだろう。しばし時が必要か。
○眼科では今日から先生が替わっていたが、同じく優しそうな女医さんでほっと一安心。だけれども言うことは心臓にあまりよくないことには変わりない。「左目はダメです。右目も同じなのですがダメージには至っていません。注射しても意味がないです。このまま様子を見ましょう。」 前の高田先生と違うのは「注射」という治療法があるらしいことに触れたことだ。しかし、手を付けるには及ばない、ということでは同じ。踏み込んで聞き込みました。「実感的に言いますと全体的に暗くて見づらくなってきているのですが、症状が進行しているということですか?」「いえ、症状は前と変わりません。だから様子見ということで、次回の診察をやはり脳外科診察の日にあわせるということにします。」「6週間後の5月13日ですね。」
 実感と実体との落差がここでもあった。しかし、実体には症状の変化は見られないということなのだから、昨日願った「少しだけでいいから希望を下さい」がかなえられている、ということだろう。
○悪さの実態に合わせた眼鏡を創ることにした。4月6日午前中、そのための検査。
○病院から自宅まで、ぽつぽつと雨が落ちる中を、徒歩で帰った。じつに久しぶりのこと。桜並木を観賞したかったことと、自身の体力がどの程度なのかを知りたかったことによる。無杖で帰宅できたのは半年前。今日は残念ながら杖にすがりゼーゼーいいながら、しかも何度かの休憩を入れて。1時間15分の所用。所用時間は以前と変わらない。
ガラケーで撮した桜。1年前、これをタクシーの窓外に見て病院から帰宅したのだったなあ。

○畏友の田村真広氏が教授昇格との連絡。おめでとうございます。
○授業できわめて理性的な発言をし、授業内容を確かな方向へと導きをしてくれた伊藤徹郎君が都内の私立校の教師として今日を迎えた。その報告にコメントをしたら、次のようなコメント返しをしてくれた。うれしいです。
「川口さん>ありがとうございます!川口さんの授業ほど、4年間の中で自分の意見を表明した機会に恵まれた授業はなかったと思います。教職の授業も生かしながら頑張ります。」