伊東へ

○今日明日と伊東へ。幸い天気は晴れ。いい景色を眺めることができるだろう。午後1時のスーパービュー踊り子号利用。宿は駅近く。専用の露天風呂があるというので予約した。ただし、この風呂は沸かし湯のようだ。五右衛門風呂のようなものだったら利用するのは危険だから、温泉風呂に入るしかない。まあ行ってみてのお楽しみ。
セガン1843年著書翻訳 新たな章に挑戦
第三章
模倣
 模倣は生活のあらゆる活動において大きな役割を演じる。ある種の態度や、ある種の身振りや、先天的あるいは後天的態度の区別の度合いが自ずから表れる身体や顔のある種の習性といった中に、人は、模倣を取り入れる。とりわけ模倣によって、造形、機械工作、手を使って為される非常に多くの作業で、能力が発達させられる。
 また明確に、模倣は一方で筋肉の体操と結びつき、他方で感覚訓練に結びつく。その上、模倣が人の習慣の全部あるいは一部を変えることを直接の目的とする場合には対人模倣となり、あるいは模倣が周りの近くの人のあれこれに関して為される場合には非対人的かつ相対的なものとなる。
 前者の場合、模倣は、すべての習慣と動作特徴とに自我意識を与えることを目的とする。後者の場合、模倣は、非我の、形の特徴の、相対的位置の、そして人との可能な釣り合いの意識を与えることを目的とする。あらかじめ申しておくが、もし子どもが凝視しないとか、凝視しても偶然でしかないような場合、模倣訓練に凝視の章で触れているほとんどの訓練を先行させることが重要である。<最後の文、後に再検討のこと。>