浅草行き

○今日はとても暑い一日だった。ぎらぎら太陽という形容が許されるような観光都市浅草を、人力車・花鳥風月(沼沢)さんの名調子の案内をいただいて、支援者のコケちゃんとともに、周遊した。今回のテーマは「芸」。支援者さんが宝塚歌劇団の熱烈な支持者(数十年に及ぶ)であることから、浅草をその視点からご案内いただこうという趣旨であった。私はその方はとんと無知なこともあり、ただただ、沼沢さんのご案内とコケちゃんの「反応」とに神経を集中させていた。楽しい、そして深い、学びの2時間の周遊だった。写真を幾葉か。
1.浅草・「雷門」(神成り門)。

2.コケちゃんは「田谷力三」をご存じだった!!当然「モボ・モガ」も。

3.芸の神さまたち。

4.伝説のフランス座。多くの作家がここで文芸の技を磨いた。

5.現代の大道芸人たち。

セガン1843年論文翻訳 ー 1839年第1実践の登場
第1実践の訳文アドレスhttp://d.hatena.ne.jp/kawaguchi-yukihiro/?_ts=1432687714
(承前) A.H.はまったくじっとしていられない子どもだった。猫のように登り、鼠のように逃げ、3秒とじっと立ったままでいることを意識させることはできなかった。私は彼を肘掛けのない椅子に座らせた。私は彼の正面に座り、彼の手と膝とを、それぞれ、私の手と膝とで挟んだ。私の手の一本は彼の腿の上で彼の二本の手を固定させ、もう一本の手は、動いて止まない彼の顔を絶えず私の正面に据えるように戻す。私たちは、食事と睡眠の時を除いて、5週間、そうし続けた。この時以降、A. H.は立ったままでほぼ不動の状態を取り始めた。
 不動の姿勢が、ほとんど、得られるようになれば、模倣の運動が開始される。