終日翻訳作業

○またまた中野訳文の「ごまかし」に出会う。「それほどその解決が与えられそうもない」「主観」など。
セガン1843年論文 第4章第4節 承前
それで、原因は何かなどという問いがなされ始めてまだ日が浅いようなことにチャレンジするとか、話し言葉の悪弊についてのテーマでなされうる分類化などに参入することはしないで、テキストを痴愚による、いわゆる唖の白痴にすることで 、われわれの問題とするところに着手しよう。この無言症というジャンルは、思われているような、声がないということなのではない。多くの場合、反対に、語の調音でもって、規則的でもなく、適度でもなく、非常に強い声が伴われる。それらはあたかも、しゃがれた野性的な叫びのようだ。つねに構音全体が欠如しているというのではない。と言うのも、多くの場合、白痴の口から、いくらかの単語や音節がはっきりと発音されて吐き出されるのを聞くからだ。彼らが無言症状を見せるのは、彼らが発する、少ない音節や単語が、都合良くもなく、自分の意志でもなく、計画性を持ってでもなく、構成されるということである。偶発的に産み出されているので、これらの音節はどれも意味を持たず、したがって、白痴は唖である、なぜなら彼らは言葉で印象や要求を表現できないからだ、と言われるのである。
ほぼ無言症に関しては、その名が十分にその意味を定義しているが、その類型は限りなく変化に富んでいる。それで、ほぼ無言症を緩和するためには、これから述べるところの運動の一部を使うだけで十分である。
○夕刻より暁の誕生会。COCO'Sにて。スナップ3葉。