翻訳、前半部編集

○朝資源ゴミ出しのついでに軽く散歩。一周のみ。
○明日は診察の日。雨にならないことを祈ります。
セガン1943年論文ほぼ半分の翻訳と脚注を終えたので、今日はファイルを一本に整理しながら、見直し。人名中は別に『人名一覧』を作成することにし、基本的に脚注から外す。セガン原著に付されている注記は本文該当ページに[原注]として挿入することにした。
○ファイル名seguin1843A 。400字詰め原稿用紙で110枚となる。
セガン1843年論文翻訳 第4章第11節 承前
(1)多くの風変わりな話しの中の一つについて、次のことを強調しないとしたら、私の主張は疑われてしかるべきである。さる大変著名な彫刻家が、初めて、東方三博士礼拝を表現した浅い浮き彫りを仲間たちに見せた。中央に母と子がいる。左側の舞台にはサン=ジョゼフとユダヤ教徒たち。右側には、入神状態の黒人、崇拝しながらも難癖をつけているように見えるギリシャ人、および、もっとも中央の3人に近い位置し、パピルスの巻物を手にした、シーザー風の顔立ちのローマ人。「ところで、」と、彫像師に言う人がいた。「君は、東方三博士をうまく扱っている、君はまさにキリスト教史を扱っている。」と。そして、それぞれの人物像別、すなわち、ユダヤ教人の頑固さのそれ、黒人の狂信のそれ、ギリシャ人の離教のそれ、皇帝による迫害のそれの、形象表現についての高評がなされた時、芸術家は、うろたえかつ喜び、少しばかり気を取り戻し、やっとのことで言った、「そんなことを思いもしなかったけれど、まさにその通りだよ。」と。
(2)C. フィリッポ氏はオーベル社で心に関する実話雑誌を扱っている人なのだが、氏が私に、段階的な絵本を、重要な欠落がないと私が思うところで、また出版するのが遅れることのないようにと、求めた 。