終日寝て暮らす

○昨日の午後から丸一日、ほとんど寝ている。たっぷり寝て、体を再生させよう。
○ふと思い出した。高校2年生の時のこと。60年安保反対が大国民闘争として取り組まれた。国会包囲もそうだが、全国各地でも人々が立ち上がった。ぼくが学籍を置いていた三重県津高校でも、先生方と一緒に、生徒も、確か校旗を先頭にして、安保粉砕!日本の完全独立を!と叫んでデモ行進をしたのだった。メットと角材、火炎瓶は持たなかった。ぼくの初反政府・打倒政府デモ参加記憶である。あの時にぼくたちを鼓舞してくださったのは、数学の若林先生だったな。先生には、その後、いろいろと人生相談も含めて、お世話になった。
 今日はそれをはるかに凌ぐ人々の怒りと情熱と、創意工夫に溢れた「人民闘争」がすべて連帯して、日本の隅々で沸き起こっている。ぼくは不自由な体でかつ昨日からさらに動きが思わしくないので、一人で、自室で、100万人闘争に立ち上がっている。
○高校生時代に60年安保と出会った人はいっぱいいるのだけど、津高での就学を経験した人の回想記にはなかなかお目にかからない。ぼくより一歳上の名古屋大学大学院教授を定年で終えられた方(森英樹先生)が自伝的な回想記の中で、つづっておられる。生育環境はまるで違うが、体の育ちの弱さ頭も共通していて、非常に共感して読むことができる。以下のウエブアドレス。
http://repo.lib.ryukoku.ac.jp/jspui/bitstream/10519/5770/1/r-ho_043_03_022.pdf
○起きる状態になったら、写真のカモメさんのように、元気よく再生準備。