自宅籠り 寒い

○7時起床。夜中1回目覚め。そうとう冷え込んでいるようで、血圧が高め。気を付けよう。
○いよいよ、訳文の校正が始まった。
○あれこれと読み散らかし。そのうちに統一的学習ができるようになるだろう。
マー君、包まる。

○ナポレオンといえばほとんどの人がコルシカ島大脱走、英雄、という言葉が思いつく。ぼくも若い頃はそうだった。でも、今のぼくはそうではない。現在のパリを作らせた人、ヴィクトル・ユゴーから「小(プチ)ナポレオン」と揶揄された人。どっこい、彼はなかなかの人。「近代(工業化社会)」という社会を本格的に創り上げた人。パリから不潔を追い出したのも彼の施策だ。もっとも、いい迷惑はパリの周辺なのだけれど。今回のテロもそういったバックグラウンドがある。歴史の怨念は連綿と続く…。
 このナポレオンが共和国統領の身でクーデターを起こし、皇帝の座に就くことになったのが1851年12月。これに反発し大レジスタンスが起こされたのが、主としてフランス中央部、農村地帯だ。近代化が目指すところが農業など第一次産業を壊滅させてしまうと予感した農民たちが立ち上がった。
 この一大レジスタンスを勉強したいと思い続けてきた。やっと必読文献が手に入った。レジスタンスはナポレオン軍によって壊滅させられるのだけれど、蜂起の首謀者を中心とした裁判資料なども収められているので、人々の熱き血潮に触れることができるだろう。  ワクワク