ぼくが「セガン」で「打って出た」きっかけをいただいたいた先生

○朝、新聞受けにはがきが1枚入っていた。神奈川・茅ヶ崎の桐山直人先生だ。「セガンの1843年」第8号送付に対する礼状。いつも、本当にありがたい。桐山先生は、いわば、ぼくが「セガン」を「背負って」、公的な発言をする大きなきっかけを与えて下さった方。2008年10月18日育療学会小規模研究会での報告がそれである。以下に報告レジメをアップしておいた。
http://d.hatena.ne.jp/kawaguchi-yukihiro/20150624
○それまでのぼくは、HP上で調査結果を報告したり、私家版のセガン研究をまとめたりするだけであったが、桐山先生がHPでの発表に目をつけられ、育療学会とつないで下さった。この小規模研究会での報告は従前のセガン像を「壊す」ものであったようで、ある会員が「セガ研究史の研究が必要かもしれない」とまとめを綴っていた。それほど、セガン研究のこれまでの恣意的解釈に対するぼくの実証批判が印象深かったのだろう。
 この研究会のあらまし、感想、そして2010年拙著に関するネット上の感想などは、中々入手しがたいところがあるので、本プログでまとめてアップしたことがある。再録。
http://d.hatena.ne.jp/setakoji/20140612/1402542734
○この報告は、今読み直すと、いくつかの修正を加えなければならない。その修正を纏めたのが2010年、2014年の拙著になる。おそらくこれら拙著もまた、新しい史料発掘によって、修正が加えられなければならないだろう。通信「セガンの1843年」が、その修正版になっている。
○今日はコケちゃんの支援をいただき、日本橋の三重テラスを中心に買い物など散歩。柏から上野、上野から日本橋、という順路。三越前が三重テラスに最も近かったのだが、ぼくはいつもの路線から日本橋がいいと判断した結果。間違いではあったが、「お江戸日本橋♪」と出あえたことはこれまた新鮮。スマホでパチリと撮っていただいた。かっこつけて横向き。

○三重テラスの面する通りには奈良、新潟、島根のアンテナショップ、その他、なかなか魅力的伝統的な品々を扱う店が並んでいることを知った。帰りに奈良に立ち寄ってみたが、買い物というより、奈良を知るにはいい、という感じだな。
○その他「室町」の1階、地下を歩きました。脚が健康だったらなあ、と痛感しました。今日もコケちゃんにいろいろとお世話になりました。ありがとうございました。